- 2017-2-22
- 基礎知識
肌の水分量を増やすには、ターンオーバーを正常に保つことが大切です
ターンオーバーと呼ばれる肌の生まれ変わり現象よって、セラミドが生成されます。
肌の水分量はセラミドによって増して潤いが生まれるため、ターンオーバーを正常に保つことが、乾燥から肌を守るためにはとても大切です。
加齢や生活習慣の乱れが原因となって、ターンオーバーが乱れてしまいます。
肌の水分量とターンオーバーは、セラミドに深い関係があります
セラミドは肌の一番上にある角質の中にある細胞間脂質で、細胞と細胞を埋め尽くしてサンドイッチのように水分を閉じ込めて逃がさない働きがあります。
肌の中のセラミドは20歳過ぎたあたりから徐々に減少していき、40歳前後になると20歳前後の頃と比べて約半分にまで減少します。
そしてこのセラミドが減少することで、水分が保持できなくなるため潤いが不足してしまい乾燥肌になってしまうのです。
このセラミドは、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)によって生成されるのですが、このターンオーバーが乱れてしまうと、セラミドが生成されなくなり肌に潤いが不足してしまうのです。
セラミドは、化粧品でも補うことができますので、乾燥を感じ始めたら日々のスキンケアを工夫してみると良いでしょう。
ターンオーバーは肌の生まれ変わりのことです。
肌は古い肌が剥がれて、28日周期で新しい肌に生まれ変わるのですが、このターンオーバーによってセラミドなどが生成されます。
この様にターンオーバーによって常に肌が生まれ変わっています。
肌トラブルを防ぐためにも、このターンオーバーを正常に保っておくことがとても大切です。
ターンオーバーが乱れる原因は主に3つあります
肌の水分量を保てずに、乾燥肌になってしまう原因はターンオーバーです。
ターンオーバーの乱れによって、肌が正常に生まれ変わらなくなってしまい、それによって生成されるセラミドが減ってしまうため、肌の潤い不足になってしまいます。
そんなターンオーバーが乱れる原因をご紹介します。
生活習慣が乱れることによって、ターンオーバーは乱れてしまいます。
生活習慣の乱れは、偏食による栄養の偏り、睡眠サイクルが安定せずに寝不足になってしまう、タバコ、アルコール、ストレスなどもターンオーバーが乱れる原因です。
肌ダメージを受けた場合もターンオーバーの乱れる原因になります。
紫外線、乾燥、酸化などが代表的な肌ダメージといわれていますが、それらのダメージによってもターンオーバーは乱れてしまうのです。
誤ったスキンケアが続いてしまうと、ターンオーバーの乱れに繋がります。
洗顔の時に、必要以上に肌を擦ってしまい肌を傷つけてしまったり、ベタベタと不要な基礎化粧を塗ってしまったり、メイクを落とさずに寝るなどによってもターンオーバーは乱れます。
身体の内外両方からケアすることが大切です
体の内側からケアをする方法には、質の良い食事と睡眠が不可欠です。
また、精神的な問題や生活習慣も肌に影響を与えることがあります。
ストレスや睡眠不足はターンオーバーの乱れを招くため、健康的な生活を送ることを心がけましょう。
肌に直接はたらきかける、外側からのケアも重要です。
肌にダメージを与えるような習慣を避け、正しいスキンケアを心がけましょう。
肌に余分な汚れが残っていると、肌トラブルの原因になってしまいます。
ですのできちんと洗顔は行う事をお勧めします。
くれぐれもメイクを落とさずに寝るということは避けてください。
また、洗いすぎてしまうと乾燥を引き起こしてしまうこともありますので、洗いすぎにも注意してください。
フェイスマッサージをいつものスキンケアに取り入れてみると良いでしょう。
マッサージによって血行が良くなり、美容成分が肌に浸透しやすくなります。
(まとめ)肌の水分量を増やすにはどうすればいいの?
ターンオーバーによってセラミドがつくられると、肌の水分量が増して潤いが生まれます。
ターンオーバーを正常に保つようにしましょう。
また加齢や生活習慣の乱れでも、ターンオーバーは乱れます。
セラミドは細胞間脂質で、細胞と細胞の間を埋め尽くし水分を閉じ込めます。
ターンオーバーは、肌の生まれ変わりのことで、常に新しい肌が生まれ変わり、それによってセラミドが生成されます。
ターンオーバーは、生活習慣の乱れ・肌ダメージ・誤ったスキンケアなどで乱れます。
ターンオーバーが乱れると乾燥に繋がりますので、乱れないように気を付けましょう。
肌の水分量を増やすには、身体の内外両方からケアすることが大切です。
生活習慣に気を付けて、栄養・水分・睡眠をしっかりととり、ストレスを溜めないようにしましょう。
また、洗顔やマッサージなどいつものスキンケアで気を付けることも大切です。

