- 2019-11-6
- 症状
乾燥肌でもTゾーンなど肌の表面がテカるなどの症状が起こります
インナードライ肌とは肌の内部の水分が不足している状態のことです。
そのため、肌の水分を逃がさないために皮脂をたくさん分泌してしまいます。
症状は肌の表面がテカる、ニキビや吹き出物ができる、肌がつっぱる、毛穴が目立つ、ファンデーションのノリが悪い、肌がゴワゴワするなどが代表的です。
肌は乾燥しているので、スキンケアもそこに合わせたものが効果的といわれています。
目次
インナードライの原因にはさまざまなものがあります
下記の原因に当てはまるものがあれば改善し、規則正しい生活やバランスの取れた食生活を心がけましょう。
- 皮脂を取るようなスキンケアをしている
- 強力なクレンジングや洗顔料など肌に刺激となる成分が含まれているものを使用している
- クーラーや暖房などエアコンが効いた部屋にいる時間が長い
- 喫煙やアルコールの摂りすぎ
- ストレスが溜まっている
- 夜更かしや寝不足など不規則な生活をしている
- 不摂生な食生活をしている
- 洗顔などを熱いお湯でしている
- 強力な日焼け止めを使っている
インナードライは肌が乾燥している状態で、同時に肌のバリア機能が低下している状態でもあります。
この状態の時には通常のスキンケアやファンデーションなどでも、肌には大きな刺激となってしまいます
また、これらの刺激から肌を守るために皮脂がたくさん分泌されます。
この状態をオイリー肌と勘違いして、皮脂を取るようなスキンケアをしてしまうことでさらに悪化し、皮脂が分泌されてしまい、結果的にさらにテカってしまうのです。
インナードライ肌には正しいスキンケアをすることが大切です
インナードライ肌とは脂が浮いている状態です。
皮脂を抑えるケアをしていても改善されず、さらに皮脂が分泌される、ニキビや吹き出物ができる、というような方はインナードライの可能性が高いです。
しかし、インナードライと似た症状に混合肌があります。
オイリー肌だと思ってオイリー肌用のケアをしてインナードライ肌が悪化するように、肌の症状に適したケアを行わないと症状が悪化する可能性があります。
下記でインナードライ肌の見分け方やケア方法を確認しましょう。
洗顔後何もつけずに15分程そのまま待ち、肌の状態を確認してみましょう。
つっぱり感がない、カサカサしているという人はインナードライの可能性は低いです。
逆にテカリが出てつっぱる感じがある人は、インナードライである可能性が高いです。
水分が不足しているからといって、水分や油分の与えすぎは逆効果になります。
乾燥を悪化させたり、ニキビや吹き出物などのトラブルの原因になったりするため注意が必要です。
ローションパックも同様で長時間行うと肌を乾燥させてしまうので、乾燥している場合は5分程度にしておきましょう。
アルコールやエタノールなど肌に刺激となりやすいものが入っていると、肌が余計に乾燥する可能性があります。
選ぶ際には、アルコールなどが入っていないものがおすすめです。
乾燥肌の基本のスキンケアを理解し皮脂を奪わないように注意しましょう
乾燥肌の保湿の基本である化粧水で水分をたっぷり与えます。
また乳液やオイル、クリームなどで適度な油分を与えて、潤いを逃がさないようにしっかり保湿して、バリア機能を高めるケアが大切です。
皮脂を取り過ぎないケアをしましょう
顔がテカるときは油とり紙を使いすぎると皮脂を奪いすぎてしまうので、テカりが気になるときはティッシュで押さえるようにしましょう。
また、クレンジングや洗顔料は肌の刺激になりやすい界面活性剤などが無添加で、できるだけ肌に優しいものを選び、丁寧に優しく短時間で済ませるようにします。
顔を洗い流すときは熱いお湯ではなく、ぬるめのお湯で手ですくって洗うようにします。
クレンジングはオイルタイプは皮脂を取り過ぎてしまうので避け、ミルクタイプやジェルタイプなどに変えてみましょう。
洗った後はすぐに化粧水などで保湿してください。
また、クレンジングは肌を少なからず傷めてしまうので、ファンデーションや日焼け止め、化粧下地などは石鹸で落とせるタイプのものに変えるもの効果的です。
バランスの良い食事や規則正しい生活を心がけましょう
寝不足やストレスは肌荒れに直結します。
バランスの良い食事をして、しっかりと睡眠をとることで免疫力も高まります。
またタバコやアルコールも摂りすぎないように気をつけましょう。
(まとめ)テカるのは乾燥肌が原因?インナードライの症状とは?
肌の内部の水分が不足することで、オイリー肌でなく乾燥肌でも顔がテカる、ニキビができるなどの症状が出ることがあります。
オイリー肌用のスキンケアではなく、乾燥肌に合わせたスキンケアをすることが重要になります。
インナードライ肌は皮脂が必要以上に奪われたり、ストレスや不規則な生活などさまざまな原因が重なり、肌が乾燥しバリア機能が低下することで起こります。
さらにその状態のときに外部からの刺激を直接受けてしまうことによりテカるなどの症状が起こります。
自分の肌質や症状に適したスキンケアをしないと、症状が悪化する場合があります。
水分や油分の与えすぎは逆効果になるので、適度に与えるようにします。
化粧水などは低刺激で肌に優しいものを選び、乾燥の原因となるものを減らしていくことが大切です。
乾燥肌には水分を与え、乳液やオイル、クリームなどで水分を閉じ込めてバリア機能を高めるケアが効果的です。
また、顔がテカるときは油とり紙を使わず、ティッシュで押さえるようにし、皮脂を奪わないケアを心がけましょう。
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