- 2018-10-15
- スキンケア
混合肌のニキビ対策はしっかりとした保湿ケアにあります
脂性肌と乾燥肌を併せ持つ混合肌ですが、皮脂量の多いTゾーンは肌を乾燥から守るために、過剰な皮脂分泌をしているのです。
そのため混合肌でもしっかりとした保湿ケアがニキビ予防に繋がります。ここで保湿ケアを怠ると、乾燥の悪化や皮脂過多が進み、ニキビの原因になるのです。
肌の奥まで潤いを補給することで肌が安定し、過剰な皮脂分泌やUゾーンの乾燥が軽減され、ニキビができにくくなります。
肌質に関係なく、基本の保湿ケアを行いましょう
混合肌はパーツによって、皮脂が過剰分泌されていたり、乾燥していたり、部分的に肌質が異なります。
だからといってパーツごとにケアを分ける必要はありません。
脂性肌も乾燥肌も角質層の水分が失われて、肌のバリア機能が崩れてしまっているのが原因なのです。
そのため肌の奥、角質層まで水分を補給し乾燥しないよう、保湿ケアを行いましょう。
まず皮脂を取りすぎないことが大切です。
混合肌はTゾーンが皮脂量が多いからといって、油取り紙で皮脂を抑えることや、ゴシゴシ洗顔で皮脂汚れを取り去ってしまうことが多いことでしょう。
それは一時的に皮脂が減るだけであって、根本的な原因を解決したことにはなりません。
肌が潤い不足を感じて、さらに皮脂分泌を繰り返し、結果的にニキビができやすい状態に陥ります。
また肌を傷めることにも繋がりますので控えましょう。
つぎに根本的な原因である肌の潤い不足を解消するため、しっかりと保湿ケアを行う必要があります。
洗顔後、ローションで水分を肌に浸透されるだけでは潤いを閉じ込めることはできません。
水分が蒸発しないように、クリームでしっかりフタをすることが大切です。
Tゾーンは皮脂量が多いからといって、乳液やクリームなどを怠らないようにしましょう。
保湿ケアとは潤いを与えて、閉じ込めることをいうのです。
混合肌の根本原因を改善することも効果的です
スキンケアでしっかり保湿することがニキビ予防に繋がりますが、混合肌の原因を根本的に改善することも大切です。
混合肌の人も生まれつきその肌状態だったわけではありません。
毎日の生活習慣が原因となって生じるのです。
主には、食生活の乱れやストレスなどによるホルモンバランスの乱れが原因と言えます。
それらを取り除くことで、肌が本来持つ機能が再生されるのです。
バランスの取れた食習慣に見直し、アルコールやタバコなどの刺激物は控え、睡眠をしっかり取るように心掛けましょう。
また紫外線ダメージやエアコンによる乾燥などの外的ダメージも原因の一つです。外側からのケアも忘れずにしっかり行いましょう。
肌に合わないものや肌に負担がかかるメイクなどはやめて、紫外線対策をきちんと行いましょう。
混合肌になった原因を改善することで、ニキビができにくい健やかな肌状態を作ることができます。
まずはできることから見直してみましょう。
■できてしまったニキビケアもきちんと行いましょう
スキンケアや生活習慣などに気をつけていても、ニキビができてしまうことはあります。
そんなとき、間違ったケアを行うと、なかなかニキビが治らなかったり、悪化してしまったりするため注意が必要です。
よくやってしまいそうなのが、ニキビが気になって触ったり、爪で潰したりすることでしょう。
ニキビ跡になる場合や、爪のばい菌で化膿してしまうことがあります。
あまり触れないように、気になっても潰さないようにしましょう。
またニキビが過剰な皮脂分泌により毛穴が詰まってできたものという認識で、洗顔をしすぎるのは良くありません。
逆に肌が乾燥し、皮脂を出してしまうので、悪循環です。
さらにニキビができたからといって、メイクをしないわけにはいきません。
ニキビを隠すために、ついファンデーションやコンシーラーなどを重ねて厚塗りしてしまうのはNGです。
ファンデーションなどには油分が含まれているため、重ね塗りをしてしまうと、毛穴が詰まってニキビが悪化してしまいます。
厚塗りにならないように意識して、メイクしましょう。
(まとめ)混合肌のニキビ対策とは?
混合肌のTゾーンは過剰な皮脂分泌により油分が多いですが、その原因は肌を乾燥から守るためなのです。
そのため混合肌は保湿ケアが大切になります。
肌に潤いを与えることで肌が安定し、皮脂過多やUゾーンの乾燥が軽減され、ニキビ予防につながるのです。
混合肌は肌質が違うからといって、ケアを分ける必要はありません。
脂性肌の根本原因も乾燥による肌のバリア機能の崩壊なのです。
そのため角質層まで水分を補給する保湿ケアを行いましょう。
潤いを与えるだけでなく、閉じ込めることがポイントです。
混合肌の原因、食生活の乱れやストレスなどによるホルモンバランスの乱れを取り除くことが、ニキビのできにくい肌状態を作るのに効果的と言えます。
食生活を見直し、アルコールやタバコなどを控え、睡眠をしっかり取るよう、できることから心掛けましょう。
気をつけていてもニキビができてしまうことはあります。
その際、ニキビを触ったり、潰したりしないようにしましょう。
跡がついたり、ばい菌が入って化膿してしまったりします。
また洗顔のしすぎやメイクの厚塗りは、ニキビを悪化させてしまうので注意が必要です。

