- 2018-10-10
- スキンケア
混合肌はニキビのできるパーツごとに洗顔の仕方を変えます
混合肌は、皮脂分泌の多いTゾーンの「脂性肌」と皮脂腺の少ないUゾーンの「乾燥肌」の部分に分かれています。
それぞれのパーツによって、ニキビの原因が異なるのです。Tゾーンは過剰な皮脂分泌により、毛穴に皮脂が詰まってニキビができます。
一方、Uゾーンは皮脂分泌が少ないことにより、肌のバリア機能が低下して外部の刺激を受けやすく、ニキビができてしまうのです。
そのためパーツごとに洗い方を変えましょう。
目次
洗顔にメリハリをつけて、肌を乾燥から守りましょう
混合肌はTゾーンとUゾーンでそれぞれ肌質が違うため、洗い方に気をつける必要があります。
ニキビで悩んでいる方は脂性であるTゾーンに重点を置き、よく洗っている人が多いでしょう。
反対にUゾーンのニキビは洗いすぎが乾燥の原因にもなっているので、顔全体をしっかり洗顔するのは注意です。
混合肌のニキビには肌を清潔に保ちながら、潤いを与え、しっかり保湿できる洗顔を正しい順序で行いましょう。
1.泡立て
清潔にした手に洗顔料を適量取り、キメ細かい泡を作りましょう
洗顔料は、各洗顔料に記載のある量を取るようにしましょう。
量を多く使えば、泡立ちが良くなるわけではありません。ネットなどを使うと、泡立てやすいでしょう。
2.順番に洗う
泡を転がすようにして、皮脂の多いTゾーンから洗い、その後Uゾーンを洗います。Uゾーンは洗いすぎないように、泡を乗せてあとは洗い流すだけにしましょう。
3.すすぐ
ぬるま湯で洗い流します。
洗顔料の洗い残しはニキビを悪化させるので、すすぎ残しがないか、きちんと鏡で確認しましょう。
とくにフェイスラインやおでこの生え際のすすぎ残しには注意です。
4.タオルで拭く
柔らかく清潔なタオルでこすらずに、軽く抑えるように拭きます。ゴシゴシとこすってしまうと、肌を傷めてしまうので気をつけましょう。
順番を守り、パーツごとの肌質に合わせて洗顔を行うことは大切です。
洗顔料選びは「汚れを落とすこと」と「保湿」がポイントです
洗顔は、肌の土台を作るうえで重要になってきます。
混合肌の方は、皮脂量が多いTゾーンと乾燥しやすいUゾーンの2つの肌質を持っているため、洗顔料を選ぶときは、それぞれの肌質に合わせて選びましょう。
まず洗顔の目的は「汚れを落とすこと」です。メイクなどの油性の汚れとは別に、汗や皮脂などの汚れを落とすのが洗顔になります。
混合肌の人は、皮脂量の多いTゾーンの汚れはしっかり落とさないと、汗や皮脂が肌に残ったままで酸化進み、ニキビなどの肌トラブルが起こってしまうのです。
そのために油性の汚れだけでなく、汗や皮脂などの汚れもしっかり落ちるものを選ぶのがよいでしょう。
つぎに「保湿」です。
混合肌の人は、乾燥肌の性質も持ち合わせているので、化粧水やクリームだけでなく、洗顔料にも保湿成分が含まれているものを選びましょう。
汚れをしっかり落とすということで洗浄力が高いものを選んでしまいそうですが、乾燥肌でもあるということを忘れてはいけません。
乾燥肌だけでなく、保湿は美肌を作る基本になります。肌に充分な潤いがないと、スキンケアの成分が肌に行き届かないので、洗顔による保湿も重要になるのです。
洗顔後のスキンケアにもポイントがあります
混合肌は、洗顔にだけ気をつければ大丈夫というわけではありません。
洗顔はもちろん、洗顔後の化粧水や乳液、クリームなどのスキンケアにもポイントがあるのです。
まず化粧水は水分のバランスを整える成分と、油分のバランスを整える成分が必要になります。
水分のバランスを整えるには、基本は保湿成分です。
洗顔・スキンケアともに言えることですが、肌の土台を作るうえで、どちらも保湿成分は欠かせないと言えるでしょう。
油分のバランスを整えるのは、抗酸化作用などがあるものです。皮脂が酸化すると、ニキビが悪化することもあるので、抗酸化作用のある成分も抑えておきましょう。
つぎに乳液やクリームです。混合肌は皮脂などの油分が多いのに、乳液やクリームが必要なのかと感じている人もいるでしょう。
こちらも化粧水同様で、保湿成分は外せません。
とくに肌のバリア機能の改善に働く保湿成分は、乳液やクリームに含まれていることが多いので、乳液やクリームもしっかりつけましょう。
保湿成分以外にも、皮脂ケアができる成分も配合されたものがよいです。
しかし乳液やクリームは化粧水に比べて油分が多いので、選ぶ際には気をつけましょう。
(まとめ)ニキビができやすい混合肌の正しい洗顔方法は?
混合肌は、皮脂分泌の多いTゾーンの「脂性肌」と皮脂腺の少ないUゾーンの「乾燥肌」の部分に分かれていて、それぞれニキビのできる原因が異なります。
そのためパーツごとの肌質に合った洗顔をする必要があるのです。
混合肌の洗顔はキメ細かい泡を作り、皮脂の多いTゾーンから泡を転がすように洗い、Uゾーンは泡を乗せる程度で洗うのがポイントです。
洗い残しのないようにすすぎ、タオルでやさしく拭きます。洗顔は順番を守り、パーツの肌質に合わせて行いましょう。
混合肌の人は、脂性肌と乾燥肌を併せ持っているので、各肌質に合わせた洗顔料を選びましょう。
まず汗や皮脂の汚れをしっかり落とせるものを選ぶのが大切です。
さらに乾燥肌ということも忘れずに保湿成分をしっかり含んだものを選びましょう。
混合肌には洗顔だけでなく、化粧水・乳液・クリームにも保湿成分は欠かせません。
水分と油分のバランスを整えることが重要です。
そこで保湿成分のほかに、抗酸化作用のある成分、皮脂ケアができる成分が含まれているものを選ぶとよいでしょう。

