食事は肌トラブルと関係があるの？

不摂生な食事は肌トラブルの原因になります

ファストフードやインスタント食品などを頻繁に食べる人も多いのではないでしょうか。

これらに限らず自分の好きなものばかり食べるなど、偏った食生活を送っているとお肌の乾燥や肌荒れなどの肌トラブルにつながります。

食生活を見直して、お肌の内側から肌トラブルを予防していきましょう。

お肌に良い食べ物を積極的に摂るようにしましょう

食べ物にはお肌によいものと悪いものがあります。

日頃からお肌によい食べものを積極的に摂るようにすると、肌トラブルを予防できるだけでなく、肌質の改善も期待できます。

早速毎日の食事に取り入れていきましょう。

アーモンドや卵、緑黄色野菜などビタミンB2・B6を含むもの

ニキビなどの肌トラブルには、ビタミンB2やB6が効果的です。

ビタミンB2やB6にはニキビの原因になる脂質の代謝を促して、皮脂の分泌を抑える作用があります。

ビタミンB2はアーモンドや卵、海苔、牛乳などに、ビタミンB6は卵類や緑黄色野菜、魚類などに含まれています。

特にマグロやカツオに、ビタミンB6が多く含まれています。

また、一緒にコラーゲンの生成を促してくれるビタミンCを摂るとさらに効果的です。

牡蠣、ホタテ、卵、納豆などの亜鉛を含むもの

亜鉛には新陳代謝を活性化させる働きがあるため、お肌のターンオーバーを促すためにも積極的に摂るようにしましょう。

亜鉛はその他に300種類以上の酵素にも必要な成分と言われており、身体の様々な組織や器官に欠かせない栄養素です。

亜鉛は不足しやすい栄養素なので食事から摂るのが難しい場合は、サプリメントで補うなど不足しないように意識して摂るようにしましょう。

肌トラブルにつながる回復を遅らせる食べ物があります

食べ物の中には肌トラブルにつながる食べ物や、肌トラブルの回復を遅らせてしまう食べ物もあります。

肌トラブルの原因になる食べ物は、できるだけ食べないように心がけましょう。

ファストフードやスナック菓子

糖分や脂質が多いファストフードやスナック菓子、揚げ物などは、皮脂の分泌を増加させ、ニキビの原因になったり、悪化させたりしてしまいます。

また、これらを摂りすぎるとお肌を酸化させて老化を進めたり、コラーゲンの生成を妨げたりしてしまいます。

これらの食べ物はお肌に悪いだけでなく、体にもいいものではないのでできるだけ避けたほうがいいでしょう。

コーヒーなどカフェインを含むもの

コーヒーなどに多く含まれるカフェインには、抗酸化作用を持つビタミンCを破壊したり、お肌の新陳代謝を遅らせたりしてしまう作用があります。

また、ビタミンやミネラルを体外に排出する作用もあるため、皮脂の分泌を増やす原因になり、ニキビを悪化させてしまう可能性があります。

冷たいもの

白砂糖など身体を冷やす作用がある食べ物や、冷たい飲み物などを摂りすぎてしまうと、内臓が冷えて全身の血行が悪くなってしまいます。

血行が悪くなるとお肌に栄養分が届きにくくなるだけでなく、老廃物を排出しにくくなってしまいます。

美肌効果のあるフルーツもおすすめです

肌トラブルの予防・改善には日々の食生活に気を付けることが大切ですが、美肌効果のあるフルーツを取り入れるのもおすすめです。

美肌効果のあるフルーツをご紹介していきます。

いちご

抗酸化作用のあるビタミンCが100ｇ中62ｍｇも含まれているため、肌トラブルの予防・改善に効果的です。

1日7～8粒も食べれば、1日のビタミンCの必要量を摂ることができます。

キウイフルーツ

抗酸化作用のあるビタミンC・Eを豊富に含むため、お肌のシミやたるみの改善に効果的です。

価格も比較的安価で、年中スーパーにあるので取り入れやすいのでおすすめです。

レモンもビタミンCが豊富ですが、「酸っぱいので苦手」という人も多いのでキウイフルーツの方が食べやすいでしょう。

（まとめ）食事は肌トラブルと関係があるの？