- 2018-8-25
- スキンケア
ビタミンC誘導体はスキンケアのはじめに塗ることが大切です
肌をきれいに保つ成分として知られているビタミンCですが、肌に吸収されにくい性質を持っています。
そんなビタミンCを肌に浸透しやすくしたものが、ビタミンC誘導体なのです。
角質層への浸透率が高く、肌に吸収されて酵素反応を起こし、ビタミンCに変化します。
肌の奥の角質層まで届かせたい成分は、洗顔後、1番最初に塗ることが大切です。
そのためビタミンC誘導体を効果的に取り入れるには、洗顔後すぐに使う化粧水や美容液などに配合されたものを選ぶとよいでしょう。
目次
ビタミンC誘導体を効果的に使うためには、スキンケアの順番が大切です
ビタミンC誘導体を効果的に使うためには、スキンケアのお手入れの順番が大切になってきます。
スキンケアの基本の順序は、洗顔→化粧水→乳液・美容液→クリームですが、この流れのどこで使用するかで、効果に差が出るのです。
スキンケアのなかでも角質まで届けたい成分は、先に塗ることで効果を発揮するといわれています。
ビタミンC誘導体は、角質層まで浸透することでビタミンCとして肌に吸収される成分なので、先に取り入れましょう。
洗顔後すぐの化粧水にビタミンC誘導体が含まれたものを使うのがベストです。
コットンにたっぷりビタミンC誘導体配合の化粧水を含ませて、コットンパックをするのもよいでしょう。
また美容オイルで取り入れても構いません。
美容オイルは肌を保湿する役割とともに、その後に塗る化粧水等の成分を浸透しやすくする作用があります。
ビタミンC誘導体を含んだ美容オイルを使う場合は、導入美容液として化粧水の前、洗顔後1番につけましょう。
ビタミンC誘導体にはさまざまな効果があるといわれています
ビタミンC誘導体には、抗酸化作用をはじめとする、さまざまな効果があるといわれています。
それではそれぞれの作用が肌にどんな効果をもたらすのか、ご紹介しましょう。
まずメラニン色素還元、メラニン色素の生成抑制作用があります。
シミやそばかすに悩む方におすすめです。
紫外線による活性酵素を取り除く効果もあるとされ、シミを予防するのによいでしょう。
次にビタミンC誘導体には皮脂抑制作用があり、ニキビの原因となる過剰な皮脂分泌を抑えることができます。
炎症を抑える効果もあり、ニキビの悪化やそれに伴うニキビ痕を防ぐことにも繋がります。
さらにコラーゲンを分解する酵素の働きを阻害し、コラーゲンの生成を促進する効果があるといわれています。
その効果により、肌に必要なハリやつやを与える働きが期待されます。
そのため肌の弾力が失われる年齢肌のケアに適しているといえるでしょう。
こうしたことから、ビタミンC誘導体は、さまざまな肌悩みを同時にケアできる優れた美容成分の1つであるといえます。
ビタミンCは必要な分を食事から摂ることは難しいです
美肌を保つ成分として昔から知られるビタミンCですが、化粧品からではなく、食事で摂ればよいと考えている方も多くいるでしょう。
たしかにビタミンCは果物や野菜などに多く含まれています。
しかし口から摂取したビタミンCは尿と一緒に排出されてしまい、体内に長くは残らないのです。
とくに簡単に摂取できるジュースやサプリメントでは、ビタミンCの排出は非常に早いといわれています。
ビタミンCの1日の必要摂取量は約100mgとされていますが、レモン1個に含まれるビタミンCはわずか20mgです。
さらに加熱した野菜類もビタミンCの含有量は大幅に減るので、食事から充分なビタミンCを摂取することは難しいでしょう。
そこでビタミンCを摂取するのに効果的なのが、ビタミンC誘導体になるのです。
化粧品によく含まれる成分なので、肌に直接ビタミンCを補給することができます。
食事から摂取するよりも効率的かつ効果的といえるでしょう。
(まとめ)スキンケアでビタミンC誘導体を取り入れる方法は?
肌には吸収されにくいビタミンCを肌に浸透しやすくしたものがビタミンC誘導体です。
洗顔後の1番最初に塗ることで、肌の奥まで成分を浸透し、ビタミンCに変化します。
そのため洗顔後につける化粧水や美容液に取り入れるとよいでしょう。
ビタミンC誘導体を効果的に使うためには、スキンケアの最初に取り入れることが大切です。
洗顔後すぐの化粧水にビタミンC誘導体を含んだものを選ぶのがよいでしょう。
美容オイルで取り入れる場合は、導入美容液として、化粧水の前につけましょう。
ビタミンC誘導体には、さまざまな効果があります。
メラニン色素生成抑制作用により、シミ予防に効果的です。
また皮脂分泌を抑える効果があり、ニキビを防ぐことにつながるでしょう。
さらにコラーゲン生成を促進し、ハリを与える働きが期待できます。
ビタミンCを食事から摂取するのは、効果的とはいえません。
口から摂取したビタミンCは尿と一緒に排出され、体内に長くは残らないからです。
また果物などに含まれる量も必要摂取量を満たすには少なく、食事から充分なビタミンCを摂るのは難しいです。

