- 2016-11-3
- 症状
乾燥肌をかきむしることで、ダメージを受け黒ずみとなってしまいます
乾燥肌は水分や油分が足りない状態です。
肌表面はカサついて酷くなるとかゆみも伴いますから、つい無意識のうちにボリボリとかきむしってしまうと肌がダメージを受け色素沈着を起こして、黒ずみとなってしまうのです。
特に乾燥シーズンは肌が乾燥しやすいので黒ずみが出来安くなってしまいます。
黒ずみを防ぐためにも保湿ケアは一年中行いましょう
乾燥肌の人は乾燥シーズンになると特に乾燥がひどくなりますが、乾燥は年中しているのですから、保湿ケアを1年中行いましょう。
乾燥が少し良くなったからと言って保湿ケアを怠けているとすぐに肌は乾燥気味になってしまいます。夏のシーズンには乾燥気味になってもあまり皮膚表面が痒くならないので、つい保湿ケアを怠りがちですが、痒さを表に出さないためにも保湿ケアを継続して行いましょう。
夏は暑いので保湿のためのクリームや美容液をたっぷりつけると肌がべたついて気持ち悪く感じる人もいるようです。
夏は皮脂が多めに出るからクリームをつけたら余計べたついて気持ちが良くないと思うのでしたら、少し軽めのクリームや美容液にするといいでしょう。
いつの時期も化粧水の後には保湿成分の入ったクリームや美容液を使わなければ水分が蒸発して乾燥を招いてしまいます。
保湿が十分に出来ていればかゆみも襲ってこないので、かきむしることもなくなり、黒ずみが出来ることもないでしょう。
ただし気をつけなければならないのは紫外線です。
強い紫外線を浴びることで痒みが出てくる場合もあります。
春先からは紫外線対策をきちんと行いましょう。
黒ずみのケアにはピーリングもおススメです
乾燥肌の人は肘やかかと、膝などが黒ずんでしまいがちです。
特にこれらのパーツは水分が少なく乾燥が激しい部分です。
顔などとは違って皮膚も硬いので、乾燥しやすく黒ずみが目立ちやすいです。
洋服などに擦れて摩擦を行うことで余計に黒ずみが酷くなるので出来るだけ摩擦を受けないように注意しましょう。
さらに、体を洗う時にナイロン素材のタオルを使っていると余計に摩擦による刺激を与えるので止めたほうが良いでしょう。
お風呂上がりに保湿ケアをしてもなかなかこの部分は黒ずみが消えませんし、表面の硬さも改善されません。
そんな時にはピーリングを行うのもいいでしょう。
黒ずみは古い角質が蓄積したまま硬くなっている状態ですから、古い角質を取り除かない限りなかなか黒ずみは改善できないのです。
ですから、ピーリングを行えば古い角質がはがれおちますから、皮膚表面がツルンときれいになるでしょう。
ただし乾燥肌の人は肌のバリア機能が低下していますので、あまり強い刺激を受けると余計に肌を傷めてしまいかねません。
ピーリングは週に1回程度にしましょう。
ピーリングをした後はいつもどおりに保湿ケアを行っていけば徐々に黒ずみは消えていきます。
乾燥して肌が痒くてもかきむしってはいけません
肌表面が乾燥していると痒くてついかきむしりたくなりますが、絶対にかかないようにしましょう。
肌が痒いときに、乾燥した部分をかきむしると色素沈着を起こして黒ずみとなります。
一旦黒ずみとなってしまうとなかなかきれいに戻すことは難しいですし、時間がかかります。
特に年齢を重ねると黒ずみは治りにくくなって何年も跡が残ってしまう場合もあるのです。
乾燥シーズンは特に痒みが強く表われますから、あまりにかゆみ強い場合は保湿剤を塗って我慢しましょう。
皮膚科に行けばかゆみを排除してくれる成分が入った軟膏などを処方してもらえます。
また市販薬でもワセリンなどの保湿剤が入った軟膏を塗ればかゆみを抑えることができるでしょう。
乾燥がひどくなってしまうと元々肌の弱い人などはアトピーのような症状が出てしまう場合もあります。
我慢することなく保湿剤入りの軟膏を使えば黒ずみが出来ることもないでしょう。
乾燥は保湿ケアをすることで徐々に改善していくことができます。
乾燥シーズンだけ一生懸命保湿ケアをするのではなく、年中を通じて保湿ケアを行い少しでも乾燥で痒くなるのを防ぎましょう。
(まとめ)乾燥肌を放置していると黒ずみの原因になるの?
乾燥肌は肌表面がカサついてかゆみをもたらします。
ボリボリとかきむしってしまうとダメージを受け黒ずみと発展してしまうのです。
乾燥が激しい時期には特に黒ずみが出来安くなってしまいます。
乾燥シーズンだけ保湿ケアを行うのではなく、1年中保湿ケアを行い乾燥肌を改善しましょう。
夏場に冬場と同じクリームを使うことが嫌なら少し軽めのものにすればいいでしょう。
乾燥肌の人は膝やかかとや肘などに古い角質が高って黒ずみを起こしやすくなります。
ピーリングをした後に保湿ケアを行うことで、徐々に黒ずみをなくしていくことができるでしょう。
乾燥して肌が痒いからと言ってかきむしれば色素沈着を起こし黒ずみとなります。
黒ずみが出来ると治りにくいので、痒みがあるときには保湿剤入りの軟膏を塗ってかゆみを抑えましょう。

