- 2020-3-5
- 生活習慣・環境
大気汚染対策には肌のバリア機能を高めるスキンケアが必要です
大気汚染対策をするには、肌のバリア機能を高めるスキンケアを行わなければなりません。
大気汚染対策は深刻な問題となっており、排気ガスや黄砂、副流煙など、私達は日々汚染物質にさらされていると言っても過言ではありません。
これらの汚染物質は肌の弾力に欠かせないコラーゲンを破壊し、シミやシワを増やすなど老化の原因となります。
汚染物質が触れても揺るがない、強く健やかな肌を保つには肌のバリア機能を維持することが必要です。
目次
大気汚染によってさまざまな肌トラブルが起こります
排気ガスをはじめ、黄砂やタバコの副流煙などの大気汚染は、肌にさまざまな影響を及ぼす原因となります。
肌の調子が思わしくないと感じる時は、これらの汚染物質が肌に触れることによって、トラブルが生じている可能性があります。
汚染物質が付着することで、肌に炎症を起こしてしまうことがあります。
洗顔やクレンジングで落としきれなかった汚染物質が肌に残り、色素沈着やニキビの原因になるとされています。
汚染物質が肌に触れることによって活性酸素が過剰発生し、肌細胞が酸化していきます。
やがて細胞やDNAにまでダメージが広がり、シミやシワができやすくなります。
またコラーゲンやエラスチンが破壊され、たるみなどの肌老化が促進されてしまいます。
汚染物質は肌のハリを保つのに必要なコラーゲンやエラスチンを破壊してしまうことがあります。
有毒酵素が増えることで、肌のたるみやシワが増加する原因になると考えられています。
汚染物質は目に見えないこともあり、知らない間に肌の老化が進行してしまい兼ねません。
このような肌の老化やダメージを防ぐためにも、少しでも早いうちに大気汚染対策のスキンケアを行うことが必要となります。
クレンジング、洗顔、保湿を徹底しましょう
大気汚染対策のスキンケアとは、肌トラブルの原因となる汚染物質をきれいに洗い落とし、保湿をしっかりと行うことです。
家に帰ってきたらクレンジングと洗顔を欠かさず行って、肌を充分に保湿しましょう。
ウォータータイプ、リキッドタイプ、オイルタイプなどの種類がありますが、基本的に自分の肌質に合ったものを選んで問題ありません。
保湿を重視する場合は、ジェルタイプのクレンジングがおすすめです。
ジェルタイプはオイルタイプと比べて洗い上がりがしっとりするので、乾燥しがちな肌のバリア機能を守るのに効果的です。
汚染物質による汚れだけでなく、メイク汚れなどもしっかり落とすので、洗浄力の面でも優秀です。
洗顔で最も大切なことは、泡立てネットなどを使ってしっかりと泡立てることです。
泡が汚れを吸着し洗い落とすので、泡を転がすようにやさしく洗いましょう。
生え際やフェイスラインの洗い残しがあると、ニキビなどの原因になるのですすぎは充分にしてください。
角質に水分をたっぷり与えることを意識して、化粧水を肌全体になじませます。
その後は乳液やクリームなどで潤いにふたをしましょう。
アンチポリューションのスキンケアコスメで大気汚染対策をしましょう
近年注目されているのが、肌を大気汚染から守るスキンケアコスメです。
アンチポリューション(抗大気汚染)をうたったスキンケアコスメの開発に、取り組む化粧品会社が増えつつあります。
例えば紫外線をブロックする機能を強化したり、肌の色を明るく見せたりといった効果を持つものや、肌に付着したほこりを弾いたり、抗酸化成分を含んだりするものが続々と登場しています。
これからのスキンケアは、大気汚染対策をいかに行うかという部分がとても重要視されます。
大気中の汚染物質が増えると肌の色素沈着が進み、呼吸器系の疾患だけでなく、美容にも影響を及ぼす可能性があると考えられているからです。
シミ、シワ、たるみ、乾燥など肌老化の原因の8割近くは、外的な要因になります。
これまでの「紫外線を防ぐ」という美容の常識だけでなく、これからは大気汚染対策も重要な課題として捉えましょう。
(まとめ)大気汚染対策に適したスキンケアとは?
大気汚染対策には肌のバリア機能を高めるスキンケアをする必要があります。
排気ガスや黄砂、副流煙などの汚染物質に触れても揺るがない肌を保つための日々のケアが大切になります。
排気ガスなどをはじめとした大気汚染は、肌にさまざまなトラブルを引き起こします。
シミ、ニキビ、肌の酸化、シワ、たるみなどが気づかないうちに進行してしまうことがあるため、早めに大気汚染対策のスキンケアをする必要があります。
大気汚染対策のスキンケアの三原則は、クレンジング、洗顔、保湿をしっかり行うことです。
肌質に合ったタイプのクレンジングで汚れを落とした後は、たっぷりの泡で洗顔をします。
最後に化粧水を肌にきちんと浸透させ、乳液やクリームなどでふたをします。
大気中の汚染物質が増えると美容の面でも大きな影響が出ると考えられていることから、アンチポリューション(抗大気汚染)をうたったスキンケアコスメが増えてきています。
これからのスキンケアは紫外線対策だけでなく、大気汚染対策も大切な課題です。

