- 2017-7-24
- 原因
顔をエイジングケアすることは可能です
エイジングケアによって若々しい顔をキープすることは可能です。
老け顔の印象を強くする大きな原因は「たるみ」といわれています。
たるみを改善することが顔のエイジングケアには欠かせないのです。
最近では20代でもたるみが発生している人も多いので、できるだけ早くからたるみ対策をしましょう。
目次
顔のたるみには原因があります
顔がたるむのには、いくつかの原因があります。
時には10歳以上も老けた印象を与えるたるみを発生させる、次のような要因をしっかりとエイジングケアしましょう。
弾力の低下
顔面の肌の奥にある真皮層には、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンなどがあり、これらの成分が正しい構造で存在することで弾力が保たれています。
しかし、何らかの原因で構造が破壊されてしまった時、肌の弾力も失われてしまうので注意しなければいけません。
表情筋と深層筋の衰え
顔には表情筋と深層筋という二種類の筋肉があります。
表情筋は皮膚のすぐ下にあり、文字通り表情を作るための筋肉です。
一方、深層筋は骨に付いている筋肉で、表情筋を支えるとともに、ポンプのように顔全体に血液を送っています。
この表情筋が衰えると脂肪や皮膚を支えられなくなってたるみが発生してしまうのです。
深層筋の衰えも栄養不足を引き起こすなどして、同様にたるみの原因となります。
猫背や姿勢の悪さ
猫背で顔を前に出すような姿勢を続けていると、首の後ろがゆるんで、頬が下に引っ張られる形になります。
たとえば悪い姿勢での長時間にわたるデスクワークも、顔をたるませる原因と言われています。
最近、20代でもほうれい線が目立つ人が増えているのは、猫背でスマートフォンやパソコンに向かう時間が長くなっているからとも言われているので注意しましょう。
顔のたるみへのエイジングケアには方法があります
顔のたるみをエイジングケアするにはいくつかの方法があります。
毎日の生活の中で次のようなポイントに注意しましょう。
紫外線対策
紫外線の中でも特にUVAは真皮層まで到達して、コラーゲン、エラストン、ヒアルロン酸を作る繊維芽細胞の生成が減少してしまいます。
生成量が減るだけではなく、これらを分解する酵素まで分泌されるため、肌の弾力は加速度的に失われてしまうのです。
外出時には日焼け止めを必ず塗布するなど、しっかりと紫外線対策をするようにしましょう。
食生活の見直し
栄養バランスが偏っていると繊維芽細胞に十分な栄養を届けることができません。
その結果、十分なコラーゲン、エラストン、ヒアルロン酸が生成されず、肌がたるんでしまいます。
栄養バランスの良い食事を規則正しく摂るように心がけてください。
乾燥対策
肌表面の角質層が乾燥すると真皮層の水分も減少してしまいます。
真皮層に負担がかかることにより、たるみも進行してしまうので注意しなければいけません。
保湿効果の高い化粧水を使用した後は、必ずクリームや乳液などでフタをするといった乾燥対策を忘れないようにしましょう。
顔筋ストレッチ
顔の筋肉もストレッチすることができます。
大きく目を見開いて閉じることや、「アイウエオ」の形で口を大きく開けることを繰り返して顔筋を鍛えましょう。
無理せず毎日続けることでたるみ防止のエイジングケアになるのです。
顔のエイジングケアでしてはいけないことがあります
顔のたるみを解消するエイジングケアをする際には、注意しなければいけないことがあります。
たるみの原因のひとつに皮下脂肪の増加があるためダイエットに励む人も少なくありません。
確かに脂質や糖分の摂り過ぎは良いことではありませんが、行き過ぎた食事制限もまたたるみを悪化させる可能性があるので注意しましょう。
間違ったダイエットで栄養不足になると、新陳代謝が低下してかえってたるみが進行してしまうこともあるのです。
また、たるみ防止のマッサージをする場合にも、くれぐれもやり過ぎに注意しましょう。
強すぎる刺激を与えることにより真皮層が劣化して、たるみばかりかシミやシワを悪化させてしまうこともあるのです。
特に目元の皮膚は薄いので注意しなければいけません。
保湿ケアをする際にも乱暴なパテイングで顔の毛細血管やリンパを傷つけて血行不良を招き、たるみの原因となってしまうこともあります。
マッサージにしてもスキンケアにしても、あくまでも優しく肌をいたわるように行うようにしましょう。
いつまでも若々しい顔をキープするためにも、毎日のエイジングケアは「やり過ぎ」に注意しながら無理なくコツコツと続けるようにしてみてはいかがでしょうか。
(まとめ)顔をエイジングケアすることはできる?
エイジングケアで顔を若く保つことはできます。
老け顔の原因は「たるみ」です。
たるみは20代でも発生するので、できるだけ早くから対策を講じるようにしましょう。
顔のたるみにはいくつか原因があります。
弾力の低下、表情筋と深層筋の衰え、猫背や姿勢の悪さなどに注意しましょう。
20代でもほうれい線が目立つ人も増えていますが、スマートフォンやパソコンのし過ぎもエイジングケアの大敵です。
顔のたるみをエイジングケアしたいならば、まずは紫外線対策をしっかりと行うようにしましょう。
合わせて食生活を見直し、保湿を心がけ、顔筋ストレッチを取り入れるなどして、毎日少しずつ取り組むことが大事です。
顔のエイジングケアをする時に、してはいけないことがあります。
たとえば行き過ぎたダイエットは新陳代謝を悪化させ、かえってたるみを促進してしまうこともあるので要注意です。
マッサージやスキンケアも力加減に気をつけるようにしましょう。

